仏壇選びのQ & A

近年、仏壇に対する意識は変わってきていますか。

 
暮らしの変化につれ、宗教観やご供養への意識も多様化しています。
日常的に信仰や信心を意識しない人が多数派を占めるようです。
一方で、お正月の「初詣」とお盆・お彼岸の「お墓参り」は、大多数の方が行っていますし、仏壇・神棚は持っている、実家に置いてあるものを引き継ぐ、という方が多数いらっしゃいます。
近年は、お仏壇をリビングなど家族の身近なところに置いて、より身近に感じながらご供養される方が増えているようですね。住宅やライフスタイルが変わり、信仰が変わっても、故人を偲んで手を合わせたい気持ちは変わっていないのだと思います。仏壇は今を生きる人に寄り添い、設置場所やデザインを選んで、多様な祀り方が出来るようになっています。
分家でも置く家がありますし、仏教以外の方、無宗派の方もお求めにいらっしゃいますので、むしろ昔より広がっているかもしれません。
 

今はどんなお仏壇が人気なのでしょうか?

 
今は置き場所に合うサイズで、インテリアに合う仏壇が求められています。
立派で大きなお仏壇が良いとされた時代もありましたが、今は置き場所に合うサイズで、インテリアに合う仏壇が求められています。
人気があるのは、タンスの上などにおける上置タイプです。お部屋の一角に直置きする台付きタイプより一般的にコンパクトなためでしょう。デザインは伝統的なもの、洋風インテリアに合う家具調のものなど、さまざまありますが、家具調のものが人気です。

 

お仏壇は宗派によって違いますか、キリスト教や神道、無宗派の場合はどうなるの?

 
仏壇は宗派で違いはないです。そして仏教に限らず、お祀りいただけます。
キリスト教の方が位碑を作ることや、お焼香の用意をされることもあります。神道のための神具もご用意しています。ご本尊は宗派ごとに異なりますので、スタッフに気軽にお尋ねください。無宗派の場合は形式にこだわらず、故人の写真や位碑、遺骨、思い出の品などをお祀りします。
 

お仏壇を検討する際、注意をする点はありますか?

 
ご先祖様を永くお祀りするものなので、じっくり納得がいくまで検討することが大切
ルールを堅苦しく考えるよりも、祈りの本質さえ見失わなければ、形式にあまりとらわれず、より自分にあったスタイルを大切にして考えていけばよいと思います。ただ、たくさんある位碑をまとめる方法や、遺影の置き場、お仏壇の中の祀り方、ご本尊は宗派によって変わりますので、ご相談ください。人生で何度も買う品ではなく、ご先祖様を永くお祀りするものなので、じっくり納得がいくまで検討することが大事だと思います。
 
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